【基本のすすぎ方】洗顔・クレンジング共通
洗うときと同じく、摩擦ゼロでやさしくすすぐのが石井式。 手の動かし方、すすぐときの水温など、美肌になるポイントが満載です。
石井式「摩擦ゼロすすぎ」の心得
★お湯はNG!
必ず「 ぬるま湯 」= 「冷たくない水」で
水温が高いと、肌表面の必要なうるおいはもとより、肌の中の大切な油分まで奪ってしまうので要注意。私が言う“ぬるま湯”は、みなさんが思うよりももっとぬるい、30℃くらいの“冷たくない水”です。
★シャワーで流すのは厳禁
温度だけに気をつければいいのかというと、そうではありません。シャワーの水圧も肌にとっては刺激が強すぎるので、論外です!
★水をすくったら、やさしくあてるだけ。
手は肌に極力、触れない
パシャパシャとするときに、手を肌にあてて、横にスライドさせがちですが、これも摩擦の元。あてるのはあくまでも水だけです。
★すすぎは30回以上
洗浄成分が肌に残ると、それが刺激となって肌が弱り、赤みや乾燥の原因に。流水をすくってあてる動きを30〜40回繰り返しましょう。
すすぎも摩擦ゼロが必須!
【1】正面10回
流水を手にすくったら、顔の正面にあて、泡やクレンジング剤を洗い流す。
【2】顔を横に向け左右5回ずつ

★フェイスラインは必ず横を向いて
★手は肌に触れずに水をあてるだけ!
これはNG!

水をすくった手を肌にあて、顔の内から外へとすべらせがちだけど、摩擦になるのでNG。手は肌に対して垂直に動かし、水をあてて。
【3】額5回・あご5回
額やあごも同じように、それぞれ肌に対して垂直に水をあてて、すすぐ。
【4】鏡ですすぎ残しチェック
この段階で一旦、鏡を見て フェイスラインや生えギワに すすぎ残しがないか確認。
【5】すすぎ残しを5回
泡や剤が残っていたら、さらに5回すすぐ。すすぎ残しがなくなるまで繰り返す。
【1】〜【5】でトータル30回以上!
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『一週間であなたの肌は変わります 大人の美肌学習帳』
30代前半まで「肌を褒められたことはなかった」という、美容家・石井美保さんの美肌メソッドを惜しみなく披露した最新著書。現在の美肌にたどり着くきっかけとなった、徹底してこすらない「摩擦ゼロ洗顔」をはじめ、毛穴悩み、シワ・たるみ・ほうれい線悩みを改善するスキンケア法や、田中みな実さんも実践する「肌アイロン」までを単純明快に伝えます。
カメラマン/岡部太郎(SHIGNO)、岩谷優一(vale.) ライター/楢崎裕美