アフターパンデミックの生き方は「大阪の笑い」に学べ

「おもろい」は地球を救う
大原 浩 プロフィール

笑いのセンスとは鋭く切り込む視点

また、少々堅苦しいことを言えば「笑い」には、物事に鋭く突っ込む視点が必要だ。

漫才コンビは、ボケとツッコミに別れる。ツッコミが、突っ込みどころを見つけるために鋭い視点を持つことは当然必要だが、ボケもどのようにボケるかという視点が必要だ。

笑いの本質というのは「あるべき姿からの微妙なずれ」にある。だから、「こうあるべきだ」とのたまう権威が、恰好の笑いの標的になるのだ。特に外側を着飾った「裸の王様」は、笑いの対象だ。

ところが、最近は権威を笑うことが少なくなったように思う。昔は、「政治風刺漫画」というものがメジャーで、権威を笑っていたのだが、最近見かけない……何か他のものに移り変わった気配もない。あれを笑ってはいけない、これを笑ってはいけないというような、偏屈な「いかがなものか攻撃」にさらされているせいであろうか?

しかし、「笑いのない政治」は先鋭化し、深刻な対立を生むだけだ。最近顕著になっている「二極化」の原因の1つかもしれない。

 

特定野党やオールドメディアによる、重箱の隅をつつく「言葉狩り」が全体主義における言論弾圧と同じ効果をもたらし、笑いが減少しているとしたら由々しき事態である。

平和的に物事を解決するのに「笑い」は必要不可欠であるのだ。

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