2020.08.08
# 新型コロナウイルス # JAL # ANA

ANAとJALも絶句…沖縄「緊急事態宣言」で“キャンセル地獄”が襲ってきた!

「8月復活」の希望は潰えた
鳥海 高太朗 プロフィール

異例ずくめの8月

JALも7月9日時点で8月の運航便割合を91%にする計画を発表していたが、7月22日(22路線・376便)と30日(39路線・921便)に相次いで8月17日までに運航する便の追加減便を決定。8月1日~17日までの運航便を83%に引き下げている。

更に8月7日に発表があり、8月7日~31日までの大幅減便(67便・3427便)を発表
し、同期間においては当初は88%の運航率を72%まで減らすことを明らかにする
と共に、9月1日~10日は66%の運航率になることを明らかにした。

8月3日に決算会見を行ったJALの菊山英樹・代表取締役専務執行役員(財務・経理本部長)は、

緊急事態宣言解除以降、想定を上回って戻ってきていたのは事実で、Go Toキャンペーンがなくても着実に戻ってきたが、感染の再拡大の機運が見え始めてから、想定を上回る伸びが着実に鈍化しているのは事実。この週末に沖縄県の独自の緊急事態宣言で、沖縄線のキャンセルが出ているのは事実で、もう少し先の予約の状況について期間をおいて見ていきたい。今キャンセルが出ているのは足元の部分である

とコメント。Go To需要も含めて6月以降、夏の国内旅行予約が入っていたのは事実ながら、特に8月2日から発令された沖縄県での緊急事態宣言の影響が非常に深刻だったようだ。

8月3日に開かれたJAL決算会見
 

実際、ANAやJALにおいて直近の羽田~那覇線の運賃を確認すると、前日まで購入可能な特定便割引で便によっては片道1万円を下回る運賃が販売されている。例年、片道3~4万円台が相場なだけに、1万円を切る運賃が出ていること自体、異例である。

また、国内線を運航する各社はお盆期間中(8月7日~16日)の予約状況を7月31日に発表したが、ANAでは前年比64.8%減、JALでは前年比61.2%減、スカイマークでも前年比56.4%減の予約数になっている。これもまた、異例と言わざるをえない。

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