2020.08.13
# 家電

「家電ぐらい“手抜き”にさせて…」いま電気調理鍋がバカ売れする理由

炊飯器や電子レンジに並ぶ存在に
コヤマ タカヒロ プロフィール

北米で火が付き、世界的なブームに

電気調理鍋が人気を集めているのは日本だけではない。先行しているのは、アメリカ、カナダといった北米市場だ。

現在の電気調理鍋ブームの火付け役となったのは、2009年、カナダでスマートフォンアプリに携わっていたロバート・ワンが開発した電気圧力鍋「インスタントポット」だ。

同氏は電気鍋にレシピを内蔵することを考案。圧力調理・炒め料理・蒸し料理・豆料理・炊飯・スロークッカー・ヨーグルトメーカーの7種類の機能を搭載、それらの料理が失敗せず簡単に作れることで、大ヒットにつながった。

Instant Pot「インスタントポットデュオミニ2.8L ISP1001」(実勢価格1万4690円)
 

「インスタントポット」は2017~2019年だけでも1500万台を出荷。2019年のAmazon.comのプライムデイには、期間中に約40万台を販売するほどの人気ぶりだった。

担当者によると北米市場では「バッファローウィングやマカロニ&チーズ、スペアリブの煮込みといった伝統的なアメリカ料理が人気メニュー。パーティ文化にフィットしたことで、口コミで広がり、爆発的に普及した」という。

その後「インスタントポット」は2019年より日本市場でも発売を開始。日本市場に向けた和洋中のレシピを100以上提案するなどして積極的な展開を推し進めている。

この他、ヨーロッパ市場ではフィリップスやティファールなど多くのメーカーが電気調理鍋を発売している。中でもティファールは2012年から電気圧力鍋を販売。日本でも「Cook4me」などを展開したりと力が入っている。

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