2020.08.13
# 家電

「家電ぐらい“手抜き”にさせて…」いま電気調理鍋がバカ売れする理由

炊飯器や電子レンジに並ぶ存在に
コヤマ タカヒロ プロフィール

また、2019年秋にドイツで開催された家電見本市では、ドイツのボッシュが290以上のレシピが内蔵された、食材を混ぜ合わせる機能なども搭載する全自動タイプの電気調理鍋を発表。この春よりドイツ市場での販売が始まっている。

日本メーカーでは、前述したシャープのホットクックが台湾の他、インドネシア、マレーシアなどASEAN5ヵ国でも展開。世界市場で見ても“ほったらかし”で調理ができる電気鍋の人気は拡大を続けている。

止まらぬ進化…注目のモデルは

大手メーカーの中で電気圧力鍋を日本市場で大々的に手掛けたのが、象印マホービンだ。2014年発売の「圧力IHなべ EL-MA30」は、炊飯器の技術を生かして多彩な圧力制御方式を搭載し、100レシピが調理できた。現在は後継モデルの「圧力IHなべ 煮込み自慢 EL-MB30」が人気を集めている。

この象印マホービンとシャープの2社が日本の電気調理鍋市場を牽引。その結果、後を追う形で現在、10社以上の家電メーカーから電気調理鍋が発売されるようになった。

多くの電気調理鍋の中には、上記以外にも注目したいモデルがある。ひとつが鋳物ホーロー鍋の製造元であるバーミキュラが生み出した「バーミキュラ ライスポット」だ。

バーミキュラ「バーミキュラ ライスポット」(実勢価格8万7780円)
 

これは名前の通り、炊飯器として開発された製品。自社製造の鋳物ホーロー鍋と専用のポットヒーターのセットで、鍋とフタは0.001mmの超精度で密閉でき、無水調理にも対応。 焼き調理や高い蓄熱性を活かした低温調理もできる。

鋳物ホーロー鍋の高い蓄熱性や密閉性を生かした料理は絶品でプロの料理人からも高い評価を受けている。中でも同製品で作ったローストビーフは、調理家電を使って“ほったらかし”で作れる料理としては最高レベルの美味しさと評判だという。

SPONSORED