先進国共通の現象
これは、日本だけに見られることではなく、先進国共通の現象で、ヨーロッパではキリスト教の教会離れが深刻化している。
日曜日のミサに集まる信者は高齢化するとともに激減し、教会の経営が成り立たなくなっている。
なかには売却される教会も出てきているが、売却先としてもっとも多いのはモスクである。ヨーロッパにはイスラム圏からの移民が多く、各国平均すると総人口の5%にまで達している。
彼らは礼拝するためのモスクを求めており、教会は「居抜き」でモスクに売られているのである。
キリスト教の力がまだ強いのがアメリカ合衆国ということになるが、それでも、徐々にキリスト教離れが進んでいる。無宗教の割合は、すでに全体の4分の1に達し、その数は徐々にだが増えている。