2020.09.17
# 飲食店

ココイチ「インド出店」でわかった、インド人に愛される「3つの鉄則」

巨大マーケットに対する勝算やいかに
井上 岳久 プロフィール

ココイチのような日本のカレーは、旨み、甘み、コクを楽しむもの。それに付属して五味(甘い・辛い・酸い・苦い・塩辛い)があるというのが一般的です。しかしインドのカレーは、旨み、甘みはあまり重視しません。それよりも、スパイス一個一個の味、そして複雑に重なり合った味を楽しむことを重視します

そのため、インドでチェーン店を成功させるためには、どんな料理であってもスパイスが重要になります。あのマクドナルドですら例外ではなく、インド進出当時はなかなか人気が出ず、その後、メニューを改良し、ふんだんにスパイスを使うことで、成功したと言います。

Photo by GettyImages
 

日本のカレー、という物珍しさである程度ニーズは得られても、長期的に考えれば、それだけでは一筋縄ではいかないはずです。インド人だけが持つスパイスの感覚にどれだけ近づけるか、そのカスタマイズが近いうちに求められるでしょう。

その上で、インドではポピュラーな豆のカレー、カリフラワーのカレーなど、これまでココイチになかったトッピングも必要かもしれません。日常的にカレーを食べるインド人だからこそ、トッピングのバリエーションは日本以上にニーズがあるはずです。

以上、ココイチがインドで成功を収めるにあたって、カギとなりうる3つの要素を挙げました。13億人という巨大マーケットに果敢に挑んだココイチですが、もしこれらをクリアできれば、チャンスは十分にあるでしょう。

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