2020.10.20
# 雑学

日本でいちばん長い「バス停」の名前、何文字だと思いますか?

「高周波」「熊の墓」…珍名が多すぎ!
マネー現代編集部 プロフィール

「女体入り口」「トロントロン」…?

ちなみに、熊本市を通る熊本バスには「ガス会社前」というバス停がある。「ガス会社」と聞いて地元の人はピンとくるのだろう。さらに面白いのは、「ガス会社」バス停は千葉県の茂原市、木更津市にもある。会社に勤務する人がよく使うのだろうか。

先の担当者の話だと、「目印になる」ことがバス停命名において重要視されているようだ。そのことを示す好例が、北海道の網走バス「中村宅前」「寺口宅前」など、個人名がバス停の名前になっているパターンだ。

 

北海道ほど広い面積を誇る都道府県では、他に目印になるような事物が一切ないケースもままある。そうなると、個人宅の名前をつけるしかなくなるのだ。

京都バス「途中」、宮崎交通「トロントロン」、亀の井バス「熊の墓」、産交バス「地下」、そして伊那バス/中央アルプス観光の「女体入口」ーー。つい由来を知りたくなるような「珍バス停」を挙げ出すと、キリがない。

珍バス停の多くは、歴史的な背景に結びついているものが多く、由来もさまざまな説がある。たとえば「女体入口」は、女人禁制の山が裏にあり、ここで「女待(にょたい)」していたからだとか、中央アルプスが女体に見え、その入り口だからとか、設置したバス会社でも真相がわからない場合がある。

一方で、統廃合などを含め新設されたバス停は、文字数が多くなる傾向がある。イオンモールなど、ショッピングセンターに出入りしているバスの停留所はそうなりがちだ。

では、もっとも長いバス停名はどれくらいの文字数になるのだろうか。そのバス停は、2017年静岡県・静鉄バスのバス停が名称変更することによって誕生した。

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