入院したら出られなくなる…

しかしここで私は謎に悩みます。
もし本当にこのまま入院となると、私も夫も退院するまで病院から出られなくなってしまいます。コロナ対策のため、一度入院となると付き添いをしてくれるパートナーも病院の出入りは禁止となってしまいます。

陣痛がまだそこまで痛くないうちにサクッと他の用事を済ませてしまいたい!

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今思えば産後でも全然良かったのかもしれませんが、いざ出産するとなるとアドレナリンが爆発してしまい、余計なことをしたくなってしまったのです。
まずは銀行へ寄り、お金の整理。続けてスーパーへ寄り入院期間中につまめそうなオヤツを購入……と思いきやここでトラブル発生!
私の余裕な態度をみてしまった夫は勘違いをしてしまいます。

「へー。陣痛ってそんな大したことないんだね」

そしてスーパーの入り口にあったアロハシャツのセールを悠々と見て回る夫。
7分ごとに静かに痛みに耐える私。

章仁さん、いきなりアロハシャツのセールをチェック! たしかに半額以下は魅力的ですが… 写真提供/山田ローラ

このままだとまずい、夫は出産なんて余裕だと思ってしまうと感じた私はなんとかセールコーナーから夫を引き離し、急いでオヤツと水を購入しました。

やっと病院へとたどり着きましたが、まだ今日出産と決まったわけではないため、私がモニターで陣痛チェックをしてる間、夫は車で待機してもらいました。正式に入院が決まるまでは付き添いは病院内に入れないのです。

モニターで確認してみると、陣痛の間隔は更に縮まり約5分。子宮口も広がっているため、この日に帝王切開での出産が決定しました!

病院はこんなお部屋。いよいよ出産です! 写真提供/山田ローラ

早速自宅へビデオ電話をし、双子に報告。
「マミーはこのまま病院にいなきゃいけないけど、帰る時はベビーも一緒だよー!」
いきなり電話で数日帰ってこないと伝えられたら双子も戸惑うかなと思いました。でも妊娠中から常に赤ちゃんの事を話していたので、「やっと赤ちゃんと会える」と分かった途端にテンションアップ! ずっとキャーキャー喜んでいました。
私は上の子達と数日間離れるのに不安や寂しさはもちろんありました。家族4人がこれから5人に増えることに、私の方が心の準備ができていなかったのかもしれません。それに比べたら双子の強さには感心しました。