麻酔が効かなかった双子出産のトラウマが

12時半に入院手続きを済ませ、14時半にオペ室へ移動と心の準備が整わない程スピーディーな展開に。
ラッキーなことにこの日入院した妊婦は私しかいなかったので、1番広くて景色がいい部屋を用意してくれ、夫も荷物を運びいれ準備万端です。

オペ室へ入った私はここで新たな不安に襲われます。それは前回の出産のトラウマです。実は3年前双子を出産した時は、破水から15時間の陣痛に耐え、麻酔の効き目が微妙な中で帝王切開を経験しました。はい、とっても痛かったのです。今回は帝王切開での双子出産の次の出産ということもあり、予め帝王切開を選択していたので、陣痛などどれくらい時間がかかるかなどの不安はありませんでしたが、「麻酔がまた効かなかったらどうしよう」などの恐怖はありました。

双子出産のときはなかなかのフルコース出産だったので、思い出すとちょっと緊張… 写真提供/山田ローラ
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マスクを装着しているため、ときに過呼吸になりそうな私をリラックスさせようとスタッフが場の雰囲気を和らげるためにジョークを飛ばしたり、明るい音楽をかけたりしてくれました。中でも1番嬉しかったのは「マスクを外していい」と言われたこと!午前中のPCR検査の結果が陰性だったため、スタッフの方も少しばかりか安心していたのかもしれません。夫もオペ室に入ってきたくれたおかげで気持ちもパワーアップしたので、終始笑顔でいられました。

前回は15時間の陣痛後に最終的には全身麻酔での出産だったので、赤ちゃんが産まれる瞬間を見逃してしまいました。今回は下半身しか麻酔がかかってないため、痛みはないけれど、お腹周りを強引に揺さぶれたり負荷がかかっているのはわかります。カーテンもかかっているので、自分がどのような状況になっているのかはわかりません。普通なら見えないし、我が子が無事に産まれてくるかどうか不安で心配になると思いますが、あまりにも不思議な体験だったので気持ちをポジティブに持っていくためにあえて笑っていました。出産の時の写真を見返すと全て笑顔なのです!

このようにカーテンがかけられ、その向こうで医療チームがスタンバイ 写真提供/山田ローラ

ここもまた双子出産の時とは大違い!双子の時は赤ちゃんが産まれてくることに不安しかなかったし、産まれたあともふたりとも中々泣かなかいなど、トラブルが多かったので、写真の中でも眉間にシワを寄せた表情しかなかったのです。
今回は無事に赤ちゃんは産まれてきてくれ、誕生した瞬間に力強く泣いてくれました。おかげでドーパミンがドバッと出たようで、お腹を閉じるためにグワングワン動かされる時すら楽しく思えていました。