静かなリバース、ステーキドーン!

出産直後の写真。この1枚からいろんな「愛おしい」があふれてくるようです 写真提供/山田ローラ

最初から最後まで30分もかからなかったスピーディーな手術だったので、このままスムーズに回復していくだろうと思っていたのですが――ある瞬間、楽観的な考えは一瞬で砕け散りました。

赤ちゃんや私の診察などで周辺がバタバタしてる間は忙しくてあまり感じなかったのですが、落ち着き始めた頃に襲ってきました。そう、麻酔の影響による吐き気。
気持ちが悪くて吐きたいのに、お腹に全く力が入らないためかなり苦しいのです。でもここでめげる私じゃない!つわり中に取得した「楽に吐けるスキル」を思い出し、帝王切開の痛みに響かない様に静かにリバース。
吐き止めや痛み止めを処方され、なんとか乗り切ったら次の難関がやってきます。

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術後最初のごはん。

通常ならルームサービス風に好きなものをカフェテリアから注文できるのが、コロナの影響で臨時休業中。ご飯は私と夫の分が自動的に1日3食部屋に届けられてきます。なのでメニューは完全にお任せのサプライズ。帝王切開直後だし、流石にお腹に優しい物が出てくるだろうと思いきや、実際は想像を越えてくるものでした。

ステーキがドーン!!

さ、さすがアメリカ……
じゃなくて、流石にステーキなんかいきなり食べられるかー!

見かねた看護師がクランベリージュースとクラッカーを大量に持ってきてくれたので、入院初日はなんとか凌ぎました。

こちらはステーキではないご飯。しかしそれでもこのボリューム… 写真提供/山田ローラ