1000万円使ってきたからこそ思うこと
私は10代の頃は占いに依存して、毎日の服装の色も、対人や恋愛もすべて「占いの言う通りにせねば」と振り回されていた。
しかし、占いの本来の目的は、自分の人生をよく切り拓くため、自分がきちんと決断するために使うものだ。
私は悪いことばかりをいう占いは基本的に信じていない。そのような占いだと、言われた言葉が無意識に自分の頭に残り、占われたあとにも悪いことを見つけようとしてしまう。そのような「マイナスの占い」は良い影響を与えない。もっとも避ける方がいいだろう。
自分の中にある要素や可能性を導き出す手段として、心の良い方のスイッチを入れてもらう程度の付き合い方が最適なのだ
相性の良い占いや占い師は、人生の背中を押して応援してくれる友人のような存在になる。私もつらかった時期を、どれだけ救ってもらったことだろう。
起きた出来事をどう捉え、どのような自分をこれから作っていくのか毎日選択の連続の中で私たちは生きている。
何事も自己の成長に繋がる経験として嬉しい側面から見るか、後悔して周りのせいにして悪い側面から見るのか。自分一人では今までの生き方のクセが出てすぐには変えられないかもしれない。そんな時、占いのちょっとしたアドバイスが好きな自分になる手助けをしてくれる。占いは心の持ち方の練習するためのサポート役だとも思う。
世の中には解明できることばかりではない。信じることで好きな自分になれるのなら、占いを上手に利用して、満足のいく人生を作り上げるのは、悪くない方法ではないだろうか。
