いい仕事をしているときが一番カッコイイ

このインタビュー記事では、本文以外にも、少しポップな質問に対する答えを写真の周りに散らしているのだが、例えば「人気」については「『ファンです!』って言われるのは素直に嬉しい。でも、そういう人が増えていることを実感するたび、もっと新しいことをして行かなきゃダメだよな、って強く思います」と答えている。

「芝居」については、「舞台をやっているとき、とくにカーテンコールでお客さんの顔を見たときは、『これは何にも替え難い時間だな』って毎回胸が熱くなります。あのときが、一番生きている実感を感じられているのかもしれない」

本文でも触れているが、色気のことは「わっかんないんだよね、女性のこと……って。男の人の話でよければ、色気があるなって思うのは古田新太さん。あのちょっと崩れた感じは、大人の男じゃないと出せないなって」と語っている。

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このインタビューの前年にも、筆者は、『キャプテンハーロックーSPACE PIRATE CAPTAIN HARLOCKー』のプロモーションで、小栗旬さんとの対談記事を書いているのだが、そこでは、小栗さんに、「20歳を過ぎて、一緒にお酒が飲めるようになったとき、まだお酒を好きじゃなかった春馬は僕に向かって、『僕は、そんなふうな飲んだくれるような人生は生きない!』みたいなことを言ってた(笑)」と暴露され、「当時の方が優等生って感じだけど、だんだんと尖ってきた。何より、僕が思う春馬くんは、思った以上に頑固。頑なな人」と分析されている。

それを受けて春馬さんは「さすが、よく見てますね」と爆笑しながら、「旬さんの演じる役に、すごく影響を受けている気がします。前に『スマイル』ってドラマですごい悪役をやっていて、主役の松本潤さんに接触していくときに、何とも言えないいやーな顔をしてて(笑)。あの旬さんを観て以来、僕も悪役がやりたいって思った。ある一般人の人から、『お前たちは仕事をみんなに見せられる。それはすごい強みだよね』と言われたことがあるんですけど、男はいい仕事をしているときが一番カッコいい。旬さんは特にそう」とコメントしていた。

『キャプテンハーロック』ベネチア国際映画祭にて荒牧伸志監督と手を振る三浦さん Photo by Andreas Rentz/Getty Images

また、小栗さんに今まで一番キツかった仕事を聞かれて、「『サムライハイスクール』です。あれは、役者を辞めたいって思うほどキツかった。でも、今となってはいい経験でした。ズタボロになる感じが、表側だけじゃなく、内側から滲み出ないと、男って魅力的に見えない気がするし。自分の弱さを曝け出せないと、観ている人には刺さんないだろうなって。今日、旬さんと話しながら、すごくそう思いました」としみじみと語っていた。