2020.11.10
# サッカー

イニエスタとついに激突!三浦知良が「キング」と呼ばれ続けている理由

サッカー界の冬の時代に突如として現れ
池田 鉄平 プロフィール

ついに実現したカズvs.イニエスタの激突

2020年11月8日三ツ沢競技場で開幕戦以来の横浜FC vs. ヴィッセル神戸戦が行われた。注目されたカズとイニエスタの共演だが、試合前にその瞬間が訪れたのだ。アップ中にカズからイニエスタに歩み寄り、熱い抱擁を交わした。その際に、観客席からは温かい拍手が包まれ、観客の誰もが二人が試合中に交わるシーンに胸を膨らませていた。

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試合は、同点で一進一退の攻防が続くなか、後半42分にカズが途中出場し、自身の持つJ1最年長出場記録53歳8ヵ月13日に更新した。ピッチに立つと、イニエスタと競り合うなど、献身的にボールを追いかけ、チームに勢いと流れを引き寄せた。接戦となった試合は劇的なクライマックスを迎える。横浜FCが逆転ゴールを決め、カズ率いる横浜FCが夢の対決を制した。

試合後、両者は肩を組んでお互いの健闘を称え合った。イニエスタは、「彼のような日本を象徴するような選手と同じピッチに立てたことは光栄。53歳までプレーできる秘訣を知りたい。脱帽の思いしかない」とリスペクトを込めて称賛した。

本来ならば、今年の夏は東京五輪・パラリンピックが開催され、限界を超えて挑戦するアスリートの姿や彼らの人間ドラマや大きな感動や刺激を貰っていたに違いない。そして、そんなアスリートの姿を観た日本の子供たちは自身の夢を育み、日本を成長させる一歩になったかもしれない。もちろん、夢の続きは、来年の夏に待っていると信じている。

新型コロナウイルスの影響で今までの常識が崩れ、様々な多様性が求められている。そして、一人一人の生き方が改めて問われてる時代なのかもしれない。そんな時代でカズとイニエスタは、道は険しくても日々を全力で生きていくという生き様をサッカーを通じて発信してくれた。

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