2020.11.18
# 不動産

不動産のプロが絶対に買わない「維持費が高すぎる」マンション「5つの特徴」

共用部分の「豪華な植栽」には要注意!
日下部 理絵 プロフィール

「植栽問題」は早めに解決すべし

もし、あなたのマンションが午前中などの半日勤務で週3回程度、管理員と清掃員を兼務しているようなら、それが「ボーダーライン」だと思ったほうがいい。それ以上減らしてしまうと、利便性もさることながら館内の清掃などの不行き届きが目立ち、巡り巡って資産価値に影響するかもしれない。

 

(5)立派すぎる植栽剪定がある

マンションの植栽は、一般的に消毒と剪定をあわせて年2回程度、プロの職人などに依頼していることが多い。植栽は環境や心を豊かにするだけでなく、マンションのコミュニティ形成の一助や、資産価値にも影響すると言われるが、あまりに樹木や低木が多いマンションは維持費が高くつくため、考えものだ。

もしあなたのマンションの植栽が、エントランス横や自転車置場の脇にある程度なら、さほど維持費はかからない。剪定業者すら入っていない可能性もある。

ご存知の方も多いと思うが、植栽は何年かに1度、必ずといっていいほど、害虫の「当たり年」があり、大量発生する。筆者が知っているケースでは、消毒費用をケチったマンションで、チャドクガが大量発生し、1週間ほどエントランスの天井いっぱいに蛾が張り付いていたことがあった。居住者が通るたびに無数の蛾がうごめく…とても耐えられない光景だ。

あなたのマンションを見渡して、新築時と比べて立ち枯れなどしている樹木などはないだろうか。それでも、同じ剪定費用を支払っているのなら、まさにムダというほかない。

ただ、マンション管理において、QOLを著しく下げるようなコストカットがあった場合は、巡り巡って住民が損をすることになる。あのマンションは、管理体制が良くないと評判が知れ渡り、資産価値にも影響してしまうためだ。

だがその一方で、今のうちから共用部分の「ムダ」を洗い出しておかないと、修繕費用が足りず、建物はスラム化、設備は故障箇所だらけ、歯抜けのように空室が並ぶ「負け組マンション」になってしまう。もちろん、それはあなたが住んでいるマンションでも起こりうるのだ。

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