2020.11.28
# アメリカ # トランプ # 米大統領選

「トランプ弁護団」が次々と敗訴…そのウラでトランプが「次に狙っていること」

平河 エリ プロフィール

トランプは公の場でQAnon的な発言をしているわけではない(彼自身が世界の最高機密にアクセスできる立場なのだから、当たり前だが)。ただ、「容認」しているだけだ。

新型コロナウイルスに関しても、米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長を公の場で攻撃するなど、科学者の言うことを軽視する発言を繰り返していたが、ボブ・ウッドワード氏のインタビューによると、実際はかなり深刻に捉えていたことがわかっている。

 

トランプは何を目指しているのか

すでに、米国民全体の79%、共和党の支持者でも60%(そしてほぼすべての民主党支持者も)がバイデンを新大統領として認めている。トランプが勝利したと考えるのはわずか3%である。

トランプのお気に入りだったFOXニュースすら、すでにトランプのことは見放している。

では一体、今、トランプは何をしようと考えているのだろう。

ロイターによれば、トランプ陣営が今必死に集金している「再選挙のための寄付金」に寄付すると、ほとんどの金(とりわけ、8000ドル以下の金額であれば全額)は再選挙ではなく、「より幅広い自由な目的」のために利用される。

つまり、彼が欲しているのは、金である。ついで、2024年の再出馬である。

トランプのメインのビジネスである不動産業はコロナウイルスの影響で負債が膨らんでおり、もし大統領職を解任されれば債務が膨らみ、破産が避けられない、という見方もある。

さらに、前述のロシア疑惑を含め、大統領選挙中の疑惑や大統領職として行った様々な疑惑に関しても、訴追やFBIの捜査も避けられないだろう。彼はただ、破滅を先延ばしにしているのだ。

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