「彼氏とセックスしてもお金はもらえないから」パパ活女子たちの生々しすぎる本音

アルバイト感覚だったが
志駕 晃 プロフィール

「お金の関係なので、浮気ではない」そう思っていた

「パパとセックスをして、それで恋人に対して申し訳ないという感覚はありませんでした。だって私とパパはお金の関係なので、セックスをしても浮気ではないと思っていましたから。私は風俗をやったことはないですれども、感覚的にはそれに近いのかもしれません。

だけど誰だか知らない人と会った瞬間に行為をする風俗と違って、私は性格も見た目も許容できる人としかしませんから、風俗とは全然違うと思っています。もちろん嫌なタイプならば長続きしませんし、そもそも遊び慣れているお金持ちの楽しい人ばかりで、さらにそこから色々な刺激がもらえるので、パパ活をしない理由がわからないと思っていました」

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由紀さんの時代はまだパパ活という言葉まだ浸透する前で、「ライトな愛人」というのが実態だったようだ。そういう女性は引退するのが大変なのだが、今の旦那さんは彼女がパパ活をやっていたことを知っていたそうだ。

「彼は嫉妬するのが好きなタイプで、デートにどこに行ったのとかどんなことをされたとかを聞いてくるんです。それで私が正直に話すと、そんな特別な経験ができてよかったじゃんみたいなノリで喧嘩にならないんですよ。パパの方からも結婚してからも別れないで欲しいと言われてしまい暫くはパパ活を続けていたのですが、さすがにちょっとマズイなとお思い別れました。そうなるとパパ活の収入がなくなっちゃたので、今がここ十数年で一番貧乏なんです」

彼女はなかなかの美人だったが、それでもここまでパパ活でいい思いができたのは、まだ時代がパパ活黎明期で、「太パパ」と呼ばれる凄いお金持ちの愛人となるライバルがまだ少なかったからだと思われた。

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