2020.12.15
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ビートたけしが「人生最後の夢は、独裁者になること」と断言する「深いワケ」

本当にやりたいのはお笑いではなかった
ビートたけし プロフィール

それでは、「オマエは何をやり残したんだ」「最後に何をしたいんだ」と言われたら、私の夢はただひとつ、独裁者になることです。独裁者になって、ITやなんかで儲けてる奴らから税金をたくさんとって、研究費が足りない学者連中に研究施設をいっぱいつくってあげたいと思います。

海洋学者がウナギの稚魚をマリアナ海溝まで追いかけたけど、重油代がなくて船を動かせないなんて話を聞くと政府は何をしてるんだろう、と思います。政治家のための余計な道路なんてもう作らなくていいから、そういう学者に金を全部配って死にたいと思っています。

言いたいことをさんざん語ってきましたが、自分は臨終の間際に「大勝負」が残っています。いざ、自分が死ぬ瞬間に「俺は笑いがとれるかな」という勝負です。くたばるまで芸人でいたい、「うっ、痛え、助けてくれー」とか普通のことは絶対に言いたくないというのが本音です。

 

「お笑い最高だぜ!」と言って死にたいけど…

「痛い、痛い」ぐらいは言うと思いますが。

芸人としての反発は、この人生の最後の最後の大舞台で、生きることよりも誰かを笑わせることが優先できるかだと思っています。

「こいつ、『さっさと殺せ、バカヤロウ』なんて、またウソ言ってるよ。本当は生きたいくせに……あ、死んじゃった」とか言われて、むこうへ逝きたいなと思います。

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