2020.12.29
# 育休 # 出産 # 育児

TBS蓮見アナ、「男性の育休」を取って痛感した「妻の尋常じゃない苦労」

頭ではわかっていたけれど
樋口 可奈子 プロフィール

蓮見 赤ちゃんが生まれるタイミングで、上の子たちともっと関わりたいとも考えました。次男の出産の際は私の勤務スケジュールが不規則だったため、妻には幼稚園児だった長男を連れて東北の実家に里帰りしてもらいました。義理の両親のじゅうぶんなサポートを得られましたが、出産の前後2カ月を長男と離れて暮らすことになったのが、私にとって心残りで……。そのため、次男が生まれた直後から、妻には「もし3人目を授かることがあったら育休を取りたい」と話していました。

その後、妻が3人目を妊娠。心は決まっていたものの、男性アナウンサーが育休を取った例をこれまで聞いたことがなかったので、多少の不安がありました。また、育休を取ろうと考えた時期に元号の切り替えが予定されていたので、「こんな重要な時期に、ニュース番組を担当するアナウンサーがまとまった休みを取ってもいいものか」という逡巡もありました。

でも、仕事は誰かが私の替わりを務めてくれるから回っていきますが、家庭は替わりがいないので回らない。最終的にそう思い立ち、出産の3カ月前に当時の上司に意向を伝えました。

 

育休中はテレビやスマホを見る時間もない

―― 育休期間中はどんなふうに過ごされていたのでしょうか?

蓮見 妻にはまったく家事をさせず、三男の授乳と妻自身の休養にあててもらいました。その代わり、自分はずっと立ちっぱなし(笑)。6時に起きて洗濯機を回してから次男のお弁当を準備。小学校に行く長男を見送りがてらゴミ出しをして、次男を車に乗せて幼稚園へ送る。自宅に戻る途中、スーパーで買い出しをして、帰宅したと思ったらすぐに昼食の準備です。

食後にちょっとリラックスしたあとは、次男のお迎えや長男の習い事の送迎。夕飯を作って上の子たちをお風呂に入れて、寝かしつけた後に洗濯物を畳んだら、もう22時。毎日があっという間でした。「ああ、よく聞く『ワンオペ育児』ってこんなに大変なんだ」と思いました。

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