思春期の女子高生が、「血のつながらない父親」から言われた衝撃の一言

もう以前の関係には戻れない…
菊地 真理, 野沢 慎司 プロフィール

母親(継母)がすごく、あの、教育ママみたいな感じで、あの予備校とかに入れたりとか、塾に無理やり行かせられてたので、何か弟はすごく反発して、もう学校も行かへんみたいな、塾の教科書を、こう、破ってみたりとかして、うん、閉じこもってましたけど。ご飯は一緒に食べてましたけど(笑)。ご飯食べたらもう部屋でこもっちゃうみたいな感じで

瞳さんは、2歳のときに別れた実母の記憶はないけれども、興味や関心は抱いていました。しかし、そのことを実父に尋ねることはありませんでした。実父からは実母の悪口しか聞かされたことはなかったからです。実母を称賛するようなことを話せば、瞳さんが継母に懐かなくなると懸念しているからではないかと感じています。

多分あんまり前のお母さんのことを言うと、今のお母さんから離れるん違うかなって多分父親思ってるはずなので、あんまり母親に関しては多分言わないと思いますね。うん。実はこうやったんやでとは、こう、その、前のお母さんを褒めるっていうことがないので、「だめやった」しか聞いてないので、多分

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現在のステップファミリーを維持し安定させようとする実父(同居親)と継母に配慮して、彼らへの忠誠心から、実母(別居親)への関心や興味を閉じ込めてしまいます。そしてそのまま、再会することなく実母は病死してしまいます。

自然に受け入れたケースも

一方で、1歳で両親が離婚し、5歳で同居親の母親が再婚した健太さん(20代後半、男性)は家族関係が比較的良好だったケースです。当時の継父との関係を回想して、「結構自然でしたね。あの、自然に、『ああそうなんだ。やっぱりお父さんができた』っていう嬉しさのほうがあったのかわかんないですけど、結構自然でしたね」と語っています。

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