K-POPにおいてそのグループの人気を表す指標の一つとなっているのが、YouTubeにおけるMVなどの動画の再生回数。最近では、MVの再生回数が億単位になるとトップアーティストとして認められるイメージがある。
先日も、SMエンターテインメントの新人ガールズグループ「aespa(エスパ)」のデビュー曲『Black Mamba』が、デビュー曲として過去最速で1億回再生を突破し、彼女たちがブレイク間近だとさまざまなメディアで報じられていた。
K-POP界のYouTubeを制しているのは…?
「億超え」のアーティストが増えてきているなか、これまでで一番MVが再生されているのはどのグループかご存じだろうか。答えはBLACK PINK。2018年の大ヒット曲『DDU-DU DDU-DU』の約14億回再生は、初めて10億の大台に乗ったK-POPグループの曲であり、いまだにその記録は破られていない。累積なので、古ければ古いほど有利なはずだが、東方神起や少女時代、BIGBANGよりも、2016年にデビューした彼女たちのMVの再生回数が上回っているというのは驚きである。
BLACK PINKは10億超えの曲が他にも、2019年の『Kill This Love』(約11億回)とデビュー曲の『BOOMBAYAH』(約10億回)の2曲がある。BTSですら、10億超えの曲は2019年の『Boy With Luv(Feat. Halsey)』(約11億回)と2017年の『DNA』(約11億回)の2曲のみ。BLACK PINKの人気の凄まじさが窺える。