2021.01.21
# リモートワーク
リモートワークで「成果があがらない人」が見落としている4つの視点
「ニューノーマル時代」の新評価基準を攻略ビジネスのゲームのルールが変わった
日本のビジネスシーンを大きく変えたコロナショック。テレワークが推奨され、会社に行かずに自宅で仕事をする、あるいは人と会わずに仕事を進める、といった新しい働き方が求められるようになり、多くのビジネスパーソンが戸惑いながらも適応してきました。
そして、多くの職場が働き方をニューノーマルへとシフトしていくなか、密かに、そして、しっかりと評価を上げてきた人がいます。

次の2つは、同一人物に対する上司の評価コメントです。
[コロナショック前]
「ひとことでいうと彼は印象が薄いです。声は小さいし、話が長い。後輩の面倒もあまり見ませんし、チームの中で存在感が出せていません」
「ひとことでいうと彼は印象が薄いです。声は小さいし、話が長い。後輩の面倒もあまり見ませんし、チームの中で存在感が出せていません」
[コロナショック後]
「彼はしっかりした考えを持っていて、着々と仕事を前に進めています。後輩の面倒もよく見ていて、チームの中で存在感を増しています」
「彼はしっかりした考えを持っていて、着々と仕事を前に進めています。後輩の面倒もよく見ていて、チームの中で存在感を増しています」
これは実話です。
なぜこのような真逆のような評価がされたのでしょうか。もちろん、ここで登場した部下の「彼」が、コロナ禍の最中に劇的に変わったわけではありません。
変わったのは、ゲームのルール。
彼は、これまでのルールでは負けていた人。しかし、ゲームのルールが変わったことで、勝ち組に変わりました。
拙著『「ニューノーマル」最強仕事術』では、コロナショックをきかっけに大きく変わったビジネスのルールを分析、ビジネスというゲームで勝者になるための新しい仕事術を紹介しています。