提供:ネスレ日本
サステナブルの先進企業として知られるネスレ日本株式会社(以下、ネスレ日本)と、2018年12月からSDGs特集号を出し続けているFRaUがタッグを組んだ読み聞かせ企画「#えほんでみらいをかんがえる」。
2月1日(月)より5週連続(毎週月曜・金曜更新)で、ネスレ日本公式YouTubeチャンネルにて、環境をテーマにした絵本をブックハウス&カフェの店長茅野由紀さんが選書した環境をテーマにした絵本の、“読み聞かせ”した全10本の動画が配信される。読み手の方は公開順に寺島しのぶさん、中村仁美さん、福田萌さん、佐々木希さん、青木裕子さん。
第9回の『ぼくがラーメン食べてる時』と第10回の『やとのいえ』の読み聞かせをしてくれた青木裕子さんに、絵本の力、環境のこと、子育てのこと、子どもと一緒に考える地球のこと、そして仕事の話もたっぷり伺った。
年齢関係なく読めるのが、絵本のいいところ
家で新しい絵本を見つけると、二人の息子は、「あの本、いつ読んでくれるの?」と目を輝かせながら聞いてくる。青木さん自身、今回の読み聞かせで、『ぼくがラーメンたべてるとき』というタイトルの絵本を手渡された瞬間に、「あ、お兄ちゃんは、ラーメンが好きだからすぐ“読んでほしい”と言いそうだな」と思ったという。
読み聞かせの収録の前に、青木さんは、『ぼくがラーメンたべてるとき』と『やとのいえ』の二冊を、二人の息子に読み聞かせた。
「『ちょっと難しいかもしれないよ』と断ってから読んだんですが、二冊とも飽きずに、最後まで集中して聞いていました。何を感じたかまでは分からないんですけど。『ラーメン』の方は、トイレが出てくる場面でまず2人とも『わー!』ってなって(笑)。下の子は、なぜか料理が好きなので、卵を割るシーンがすごく楽しそうでした。家でも、ちょっとだけ手伝ってくれるんですよ。まだ何かを切ったりはできないんですが、無類のミニトマト好きで、よく自分で洗って食べています(笑)。あとは、一緒にコロッケを丸めたり。上の子は、料理をしても“やらされてる感”を出してくるので、兄弟でもずいぶん違うものだなぁ、と」
長男は小学校1年生、次男は幼稚園の年中さん。歳は2歳違いだ。青木さんは、長男が生後1〜2ヵ月の、言葉が全くわからない頃から読み聞かせを始めた。
「『じゃあじゃあびりびり』や『だるまさん』シリーズ、『いない いない ばあ』など。赤ちゃんの本がメインだったんですが、下の子が生まれたとき上の子が2歳で、ちょうど普通の絵本が読めるように歳になったんです。それで、お兄ちゃんの成長に合わせた読み聞かせを続けた結果、下の子には赤ちゃんの絵本を読まないままになってしまいました(笑)。でも、お兄ちゃんもたまに赤ちゃんのときの絵本を『これ読んで』なんて持ってくることがあるので、勉強と違って、必ずすべてを理解しなければいけないというものでもないし、年齢関係なく読めるのが、絵本の面白いところですよね」
