2021.02.03
# 日本株

日本株の乱高下相場で「プロがひっそり仕込む60銘柄」の全実名を公開する!

「割高・割安」両方の成長株を保有せよ
大川 智宏 プロフィール

上昇し続けるには「理由」がある

そして最後は、「上昇継続」組だ。

図:「上昇継続」群の代表銘柄
図:「上昇継続」群の代表銘柄 出所 : Datastream
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こちらはかなり業種が偏っており、半導体関連が多く含まれている。これは、現在も生産が追い付かずに自動車の製造ができないほどと言われているので、まだブームは終わっていないのだろう。

直近の米半導体大手AMDの決算発表でも、「生産能力の限界から供給不足が続く」といった見方が出ており(これによって将来の成長が無いと解釈されて半導体株は急落中だが)、依然として高い需要は続きそうだ。

加えて、DX関連で富士通などのITインフラ系、そしてコロナ禍の自転車需要などでシマノなど、ホットなトピックを有する銘柄が目立ち、上昇を続けるにはそれなりの理由がある、という顔ぶれだ。

 

さて、ここまでは、市場の一時点におけるスナップ・ショットを観察しただけに過ぎない。こういった銘柄の動きや色合いの違いについては理解できたが、これらを定量的にうまく抽出するには、各分類の銘柄の属性を洗い出す必要がありそうだ。

具体的には、上述までの4つの銘柄分類について、バリュー、クオリティ、グロースといった主要なファクターに差が生じているのかを分析し、それを基に今後各分類に該当しそうな銘柄を見出して、「反転上昇」と「上昇継続」群は買い、「ずっと下落」、「失速」群は売るという単純なロジックを構築する。

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