15歳と3歳の2人の娘を持つmaronさん。同居する過干渉な義母とモラハラ夫に悩まされ、日々のストレスを吐き出すために始めたTwitter(@maron99668508)が大きな反響を呼び、いまやフォロワーは約17.1万人(2021年2月時点)にまで到達。多くの人が彼女の義母や夫に対するつぶやきに共感、応援をしています。

今回はmaronさんが頭を悩ませている義母の介護について書いていただきました。夫からも介護を当然と思われ、義母にも「お願いね」と頼まれているmaronさんが考える介護をスルーする方法とはーー

義母にとって嫁はまるで「召使い」

人は誰でも老いるとわかっていても、自分の親が年老いていく姿を見るのはなんともいえない気持ちになりますよね。でもそれが義両親になると話が変わってきます。とくに私の天敵である義母は「maronさん、シモのお世話よろしくね」と、長男の嫁が義両親を介護するのは当たり前の前提。

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さらに「友達の家に行くから送ってくれない?2時間くらいで戻るから車で待っていてね」「嫁にきたんだから二度と実家に帰省しないでほしい。息子の食事もあるし」と、まるで召使い状態です。2人の娘の前で容赦なく言い放たれる衝撃の言葉を聞くたびに、怒りを通り越してその場をやり過ごすことしかできなくなっていました。

私は二世帯住宅で義両親と同居中です。同居=義両親の介護、という未来が見えなかったのかと思う方もいると思います。しかし家を建てるとき、将来の介護問題を気にする私に旦那はこう言いました。

「オレの両親は子供に面倒を見られるのを嫌がっている。だから仕事もしていいし、好きなことをして暮らしていい」

今考えると驚くような嘘八百なのですが、当時の私は何度もそう説得され、とうとう同居を始めます。

ところがふたを開けてみると義母に専業主婦を強いられたあげく、買い物リストだけを渡され支払いはこちら持ちでスーパーへ買出しに行かされる始末。残りの人生は義家族へ捧げるものだと、半分あきらめていました。同居前に好きなことをして暮らせと言った旦那は、毎日飲み歩き帰宅は12時過ぎ。私は同居のストレスと生まれたばかりの次女の世話に追われ、毎日を必死に生きていました。

同居をはじめて3年目になると、旦那と義母の介護圧力のせいか体調を崩すようになりました。食欲がなくなり、夜も眠れない、何をしても楽しくないといった調子です。それでも当然のように「オレの大事な両親の面倒は頼むよ」と呪いのように旦那に言われる日々が続きます。