人気女優の顔ぶれが変わってきている
綾瀬はるか(35)や新垣結衣(32)といった人気女優が、長く主演を張り続けているドラマ界。なかなか彼女たちを超える若手が育ってこないと言われていたが、ここへきてドラマの主演に新しい顔ぶれが見られるようになってきた。
今クールは20歳の浜辺美波、23歳の上白石萌音。また前クールでは、成長著しい19歳の森七菜がドラマ初主演を務め好評を博した。

そこで気づいたのが、新しい世代で“勢いがある女優”は身長が低めということだ。上白石萌音は152センチ、森七菜は154センチ。浜辺美波は156センチあるが、それでも新垣結衣や長澤まさみ(33)など170センチ近くある女優が当たり前だった時代を思うと、かなりの変化だ。

これは単なる偶然なのか。それとも何か、昨今は小柄な女優が支持されやすい背景があるのか。様々な芸能関係者たちに話を聞いたところ、いくつか興味深い見解をもらったので紹介したい。
「SNSの普及が影響していると思います。かつては女優さんといえば、自分とは違う憧れの存在として見られていました。それゆえ松島菜々子さん(47)や江角マキコ(54)さんなどモデル出身女優が一世を風靡した。その流れを汲んで、次の世代も新垣さんや長澤さんなど、モデル体型の女優さんが主流を占めていました。
でも今は、女優さんたちもSNSでプライベートを発信する時代。視聴者との垣根が低くなり、親近感を抱かれるようになっています。その結果、ラブコメなどは自分を重ねて見ることができる女優さんが支持されるように。その最たる存在が、いい意味で普通っぽいルックスを持った上白石萌音さんだと思います」(テレビ局関係者)
