フリーアナウンサー、VERYモデルとして活躍する青木裕子さんは、6歳と5歳の2人の男の子を育てています。

子育ての正解ってある? 教育ママじゃダメ? 子どもにとって“本当にいいこと”って? などなど…子育てをする上で、青木さんが日々感じているアレコレを、「子どもの教育」をテーマにしつつ、率直に語っていただく連載がスタートします。

考える時間も含め、子育ては楽しい

子育てが好きだ。

もちろん、イライラもざわざわもモヤモヤもいっぱいある。小学生になった長男は、学校に持っていくハンドタオルを何度言っても洗濯に出さないでカバンの中に5枚もため込んでいるし(それで「持っていくタオルがないんだけど!」とか言うの。「はあ?」と返してしまう私は悪くないはず…)。

5歳になったばかりの下の子は、とにかく一度で「ハイ」と言えない性質。「一回でいいからまずは素直に聞いてごらん?」というのに、「でも」を言わないと負けた気になるらしい。

5歳の次男と。写真提供/青木裕子
 

私はそんなにできた人間じゃないから、毎日怒って怒って、叫んで叫んで、必死になって戦っている。傍から見たらこんな小さな子相手にそんなにカリカリしなくてもと思うんだろうなとか、もしかしたらこんな風に叱るよりも褒めて伸ばす効果的な方法があるのかもしれないとか、考え始めたら止まらない。

でも、そうやって考えることも含めて、子育てが好きだ。子供と一緒に過ごす時間はこの上なく楽しいし、成長を感じることが至福だし、彼らに喜んでもらうためならどんなことでもやりたいと思う。