「持ち家を売るんじゃなかった…」78歳の男性が、高齢者施設に入って大後悔した理由

人間関係もリセット

1位「介護状態になったら、面倒をみてくれる人がいないから」(35%)

2位「家や庭が広すぎて、掃除や管理が大変だから」(34%)

3位「事故や病気の際に、気付いてくれる人がいないから」(28%)

なぜ、老後に自宅を手放してしまうのか。老いの工学研究所の「高齢期の住まいと住み替えに関する調査」によれば、冒頭のような理由をあげた人が多かった。

だが、どんな不安があったとしても家を売ってはいけない。

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多くの人は、失ってはじめて自宅のありがたみに気付く。都内在住の薄井健さん(78歳・仮名)のケースをみてみよう。

夫婦のどちらかが亡くなった後、介護が必要になれば頼れる人は誰もいない。5年前、薄井さんはサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)への引っ越しを決意した。

 

「介護ができる職員もいて、生活の相談にものってくれる。介護施設ほど自由を奪われるわけでもなく、段差もない建物なので先々も安心できる。はじめはそう思っていました」(薄井さん)

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