2021.03.18
# 韓国

BTSを「未来のグラミー賞にとって重要な存在」と海外メディアが報じたワケ

安部 かすみ プロフィール

グラミー賞は変われるのか?

グラミーは歴史的に白人アーティストがほとんどを占めてきた。そのような白人至上主義に反旗を翻したのが黒人アーティストだ。

近年は改善され、今年はビヨンセが4部門を獲得し、累計受賞回数28回の歴代最多シンガーとなったが、一方で有色人種への不公平さはいまだ根強く残る。ニッキー・ミナージュやカニエ・ウェストらは人種的不平等を訴えており、今年はザ・ウィークエンドがグラミー賞を永久ボイコットすると表明するなど一波乱があった。

4部門を獲得したビヨンセ/photo by gettyimages

受賞を逃したBTSとて同じだ。今年の視聴者数は880万人と過去最低に落ち込んだのも、このような人種の障壁が絡んだ「グラミーの腐敗」が一因かもしれない。

ただし落胆だけではない。アジア人に門戸が開かれ始めたのは確かだ。

BTSのような世界に通じる本格的なパフォーマンスと生放送でも堂々と受け応えができる英語力を持ち合わせてさえいれば、今後は韓国人のみならず日本人アーティストも「単独」でグラミーの大舞台でスポットライトを浴びることは十分可能だろう。

 
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