彼ら2人の今後について、前出のラリー遠田氏はこう読み解く。
「やはり漫才がウリのコンビです。M-1という舞台で優勝、あるいはそれに近い活躍ができれば、さらなるブレイクのキッカケになるのではないでしょうか。2019年に一度決勝戦まで行っていて実力あるコンビなので、優勝の可能性はあると思いますよ。ただ裏を返せば、審査員には「すでに手の内がバレている」とも言えますね。ここから新しい要素を付け加えられるかが勝負でしょう」
12月に開催される予定のM-1グランプリ2021では、からし蓮根がどこまで勝ち上がるか大きな見どころではないだろうか。
「イケメンキャラ」がヒット
2位以降にも、いつブレイクしてもおかしくないコンビが控えている。
2位:祇園(吉本興業)
182票(関東エリア23票、近畿エリア159票)

2位だったのは木崎太郎(35)と櫻井健一朗(36)が2008年に結成したコンビ・祇園。彼らも関西での人気が高く、総数の90%近くが近畿エリアのユーザーからの投票だった。
「キャラ設定がしっかりできている」(30代女性)
「木崎がいい味出してて面白い」(50代以上女性)
「木崎さんのキモカッコいいいキャラが、すごく好きです」(50代以上女性)
投票したユーザーからのコメントにもある通り、このコンビの特徴は、ボケの木崎のコテコテなキャラクターだ。
「からし蓮根さんと同じく関西を中心に活躍されている芸人さんですね。ボケの木崎さんの『イケメンキャラ』が強烈なので、女性からの人気も高いと思いますよ」(前出のラリー遠田氏)