広瀬すずさん・櫻井翔さんのW主演の新ドラマ「ネメシス」(日本テレビ系毎週日曜日 夜10:30〜)が4月11日より放送開始となる。
実は「ネメシス」は、製作過程が今までのドラマと異なっている。通常原作のあるドラマなら原作から脚本家が脚本を起こすし、オリジナルドラマは完全に脚本家のオリジナルだ。しかしこのドラマは、脚本作りの段階から、複数名のプロのミステリー作家と文芸レーベル「講談社タイガ」が参加するという、異例の陣容で制作されたドラマなのだ。

広瀬すずさんが演じるのは「探偵事務所ネメシス」の天才すぎる助手。その助手が支えるお人好しな探偵を櫻井翔さんが演じる。現在予告編が流れているが、櫻井さんのコミカルさ、二人の掛け合い、癖の多い出演者たちとの絡みが今から楽しみになる。そして、その新時代の探偵をいかにリアルに、そしてミステリとして研ぎ澄ませていくのか。それを実現するために「ミステリのプロ」と「映像のプロ」がタッグを組んだ取り組みなのだ。

出典/youtube 日テレドラマ公式チャンネル

さて、そんな新しい試みに対し、主演の櫻井翔さんはどのように感じているのか。4月11日の放送に先立ち、「小説現代」に掲載されている主演の櫻井翔さんのインタビュー記事を特別抜粋掲載する。実際「ネメシス」の脚本にも携わっている「講談社タイガ」が聞いた、櫻井さんにとって「演じること」と「創ること」とはどういう意味をもつのだろうか――。 

櫻井 翔(さくらい・しょう)1982年1月25日生まれ。東京都出身。アイドルグループ・嵐(2020年末に活動休止)のメンバーとして活動しながら、映画『ラプラスの魔女』『神様のカルテ』やドラマ「先に生まれただけの僕」「謎解きはディナーのあとで」などで俳優として、また報道番組『news zero』のキャスターとしても活躍。ドラマ「ネメシス」では広瀬すずとともにW主演を務める。
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演じることと、創ること

——「ネメシス」の映像を拝見し、櫻井さんがすごく楽しそうに演じられているのが印象的でした。今の櫻井さんにとって「演じる」ことは、どういう意味を持つものなのでしょうか。

櫻井 僕は「演じる」ということを語れるような立場ではないのですが、今回の「ネメシス」というドラマは、共演の俳優さんたちもすごい方々ばかりですし、たくさんの小説家の方々も力を貸してくださっている、いろんなセクションの一流のプロの方たちが集まった作品です。そういう大きなプロジェクトチームの一員になれている感覚があるので、役者として演じるだけではなく、一緒に作品を作っていることがすごく楽しいですね。まして、昨年は自分にとっても、世の中にとっても大きな変化があった年でしたから、このドラマに出演できることが、自分にとって非常に大きなモチベーションになりました。極端に聞こえるかもしれないけれど、生きる活力をもらったような気持ちです。