BTSの事務所がIZ*ONEの宮脇咲良をスカウト!? その真の狙いとは

K-POPのガールズグループ「IZ*ONE」のメンバー、宮脇咲良が「BTS」を産み出したHYBE(2021年3月末まで「Big Hit エンターテインメント」だったが4月より社名を変更)と専属契約を結ぶと主要メディアが報じ、波紋を呼んでいる。
HYBEが昨年2月に開催した会社説明会で、第2のBTSを目指す「多国籍ガールズグループ」を2021年に結成すると発表し、投資家たちの期待を集めているなかでの報道だったため、宮脇咲良がそのガールズグループに加わるのではないかと大方が予想しているのだ。

宮脇咲良〔PHOTO〕IZ*ONE公式インスタグラムより
 

こうした報道を受け、HYBEは「まだ決まっていない」と回答しているものの、宮脇の身近な人物に筆者が先日話を聞いたところ、宮脇はIZ*ONEの活動終了後、ビッグヒットで活動を続ける予定だとその人物は明言したので、報道の内容はほぼ間違いないと筆者は考えている。

HYBEにとってガールズグループは「鬼門」だった

実は、HYBEにとってガールズグループはこれまで鬼門だった。それは、2012年にHYBEからデビューした「GLAM」のメンバーであるキム・ダヒが2014年に脅迫事件を起こしたことに由来する。友人宅で韓流スター、イ・ビョンホンと一緒にお酒を飲んだキム・ダヒは、軽い猥談をした彼の動画を撮影し、この動画を公開されたくなければ50億ウォン払えと脅迫。このことが明るみになり、懲役1年、執行猶予2年の有罪判決を受けることとなった。

HYBEのパン・シヒョク代表は契約を解除する厳しい姿勢を示し、その後、「ガールズグループには二度と手をつけないだろう」という発言を残している。実際、それ以降、HYBEがガールズグループを輩出することはなかった。

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