2021.04.26
# マンガ

ジャンプ漫画『僕とロボコ』、『呪術』はじめジャンプ作品への愛が深すぎる!

読者に「もっとも近い」と言えるワケ

宮崎周平が週刊少年ジャンプで連載している『僕とロボコ』(集英社)は、OM(オーダーメイド)と呼ばれるAI搭載超高性能メイド型ロボットが普及した世界を舞台にしたギャグ漫画だ。まずは簡単にストーリーを紹介しよう。

集英社『週刊少年ジャンプ』公式サイトより
 

主人公の小学生・平凡人(タイラ・ボンド)は、友達のガチゴリラとモツオにOMを持っていないことをバカにされて悔しがり、OMがほしいとママにお願いする。

ママは1番安いOMを注文するが、やってきたロボコは掃除も料理もできないポンコツで、家の中をめちゃくちゃにしてしまう。ロボコを不良品だと思ったボンドは、返品しようと考えるが、トラックに轢かれそうになったところを、身を挺して守ってくれたロボコに感謝し、いっしょに暮らそうと決める。

しかしその後、ママの手違いでOMの注文がまだできていなかったことが判明。ではロボコはいったい、どこから来た何者なのか?…という余韻を残し、第1話「ボンドとロボコ」は終了する。

あの名作とよく似た設定

ボンドとロボコの日常をユーモラスに描いた『僕とロボコ』には、令和のギャグ漫画として画期的な要素が2つある。

1つは藤子・F・不二雄の漫画『ドラえもん』(小学館)を、現代的な作品にアレンジしていること。

Photo by gettyimages

落ちこぼれの小学生・ボンドの前に、高性能だがポンコツのロボコが現れて同居するという展開は、『ドラえもん』における未来からやってきた猫型ロボットのドラえもんと野比のび太との関係を思わせる。

そして、ボンドの友達の屈強な身体で「ウホ」が口癖の我知(ガチ)ゴリラはジャイアン、大金持ちでキザな金尾モツオはスネ夫、最新巻となる第3巻から登場する子役タレントでイケメンの優等生・モテ杉は出木杉くんを思わせる。

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