2021.04.24
# マネジメント

ネットビジネスで高い収益をあげられる企業が大切にしている「たった一つのこと」

情報が「光速」で広がる世界だからこそ

企業の中でも外でも「人間力」が問われる

世界的パンデミックの影響による「非接触」へのニーズが高まっていることもあって、「IT・ネット化」の勢いが加速している。

4月16日の記事「コロナ禍があぶり出した真実…デジタル化が進んでも生き残れる『上司』はこんな人だった…!」では、企業において「ハンコを押すだけの管理職」が消えていき「人間(部下)の能力を開発するマネージャー」の重要性が増していくことを述べた。

この流れは、企業の内部だけで起こっているのではない。また、上司だけが人間力を要求されているというわけでもなく、働く人すべてに「人間力」が求められるのだ。

ECを始めとして、現代のビジネス全般における「IT・ネット化」は著しいが、「IT・ネット化」によって大幅に効率化できるのは、前述の例で言えばあくまで「ハンコを押す管理職」の部分である。実は「IT・ネット化」で流れる「コンテンツ」は、今でもアナログな人間が生み出している。

by Gettyimages

デジタル化できるということは、「マニュアル化」できるということでもあり、マニュアルがあれば誰もができるわけだ。そのような「誰もができる」ことは世の中に広がりやすいし、社会・経済の中で重要な役割を果たすが、「薄利多売を効率的」に行っているのだとも言える。

例えばネットの広告料は、クリックベースの場合、 1件当たり1円未満がごく普通だ。しかし、一般的な経理業務で1円未満は、四捨五入したり切り捨てたりする。アナログで1円未満の計算までするのは割に合わないし、実際の支払いで1円硬貨を分割するわけにもいかない……

そのように、一般的には切り捨てる1円未満の商売をかき集めるのがネットビジネスの本流であり、「コモディティ」と言える。

もちろん、GAFAなどIT大手企業は、その「小銭以下を効率的にかき集めるシステム」によって「莫大な利益」を上げているが、それは創意工夫によるものではなく「市場独占」によるものであり、現在米国や欧州、さらには日本でもその行き過ぎた独占が問題になってきている。

要するに、IT・ネット化が可能なものは「市場独占」が無ければ、低収益ビジネスにしかならないのである。

それでは、今後さらにデジタル化が進展する中で、高い収益を生むのはどのようなビジネスであろうか?

 

ピーター・F・ドラッカーは、前述「コロナ禍があぶり出した真実…デジタル化が進んでも生き残れる『上司』はこんな人だった…!」記事4ページ目のように「利益を生むのは人間だけだ」と述べているが、どれだけIT・ネット化が進んでも、それらは工場や店舗などの道具にしかすぎず、「利益を生むのは(コンテンツなどを提供する)人間だけ」なのである。

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