カンタン整理収納テク:キッチン編】

せっかくのゴールデンウィークもステイホームとなり、何をして過ごそう……と考えている人も多いのでは? まとまったお休みがあるときこそ、片付けの大チャンス! 面倒くさがり屋な整理収納アドバイザーである筆者が、便利且つ、「ショールーム並みにキレイなキッチンをつくる方法をお教えします。

キッチン収納の主軸は3箇所

お客様のもとへ行くと、レンジの上が物置になっていたり、調理台下のスペースが“無法地帯”になっていることも……。でも、大丈夫! 頼もしいアイテムを駆使すれば、整理された美しいキッチンに変貌しますよ。

キッチン収納の主軸となるのは、主に3か所。コンロ下、調理台下、シンク下の収納です。それぞれの場所にどのように収納すれば便利なのか、筆者の自宅のキッチンを例にピックアップしていきたいと思います。

コンロ下:タッパーは本体とフタを分ける

コンロ下の一番下の引き出しには、筆者はキッチン収納で困るアイテムのひとつであるタッパーを収納しています。お客様宅にお伺いすると、タッパーが引き出し一面にギュウギュウに詰め込まれていたり、本体とフタが迷子で数が合わない、なんてことも……。

そこで筆者がおすすめしているのは、本体とフタを分けて収納する方法です。こうすることで、使いたいタッパーの種類を一瞬で認識でき、なおかつ出し入れもスムーズになります。ここで活躍するのが、セリアの「ラッセバスケット」(税込み 110円)

タッパーは蓋と容器を分けて収納するのがポイント〔PHOTO〕筆者提供

今回はラッセバスケットをふたつ用意し、ひとつにはタッパーを種類ごとに重ね、もうひとつにはフタを収納しました。しかし、ここで問題が。そのままでは、引き出しを開閉するたびに小さいフタが散乱してしまったのです。そこで、小さいフタは別の仕切りに収納しました。

使用したのは、ニトリの「整理ボックス ハーフタイプ」(税込み 299円)です。いちばん右には、蒸し野菜用の大きなタッパーを入れ、空いたスペースに同じくニトリの洗面台下整理ボックス ハーフタイプを置き、キッチン用の台拭きを収納しています。