私の「副反応」
各チェーンの各ロケーションでどのワクチンが提供されているかサイトに掲載されているので、市民は打ちたいワクチンを選ぶことができるのだ。
接種した「ウォルグリーンズ」にはワクチン接種用の受付が設けられており、問診票に記入後、ブース内で接種を受けた。接種時は、自撮りをする余裕があったほどの軽いチクリとした痛みだけだった。アナフィラキシー反応が出ないことを確認するため、接種後は15分間待機した。
その間に、ウォーターボトルを1本提供され、「接種後は、脱水しないように、水をたくさん飲んだ方がいい」とアドバイスされた。


接種の5〜6時間後には、接種した左腕と左肩の筋肉痛に襲われ、腕を高くあげると痛みを覚えた。副反応としては、一般的に、発熱、疲労感、筋肉痛、悪寒などが指摘されているが、筆者の場合、左脇の下のリンパ腺や左股関節のリンパ腺にも痛みがきた。
左腕は翌日も重たく、リンパ腺にも断続的ではあるがピリリとする痛みがきたが、翌々日には左腕の重さもリンパ腺の痛みも消失した。
CDCのデータによると、女性のほうが男性よりも副反応を報告している。リンパ腺の腫れという副反応は女性に多く、乳がんの兆候だと勘違いしてマンモグラフィー検査を受けた結果、「ポジティブ、精密検査の必要あり」という間違った判定を受けた例もあるという。
副反応の中には、過去に感染していたことを示唆している可能性があるものもある。
リンパ腺の腫れもその一つだ。