2021.05.23
# エンタメ

ダウンタウン大成功のウラで、「新人類・バブル世代」は一番苦しい世代でもあった

原田 曜平, ラリー遠田 プロフィール

原田:まあ、ネアカの人が多いので、本人たちはそんなに苦しんでいないかもしれないですけど。あと、面白いのは、この人たちは意外と教育者には向いているんです。万能感を持っていて「何でもできるよ」って言えるところがあるので。

例えば、北海道日本ハムファイターズの栗山(英樹)監督は、プロに入っても二刀流でいいのかなと思っている大谷翔平くんに対して「両方やっちゃおうよ!」って言ったわけじゃないですか。

この前、栗山監督と話していたら、大谷くんがもう1年長くいたら、外野も守らせて「三刀流」をやらせるつもりだったらしいんですよ。「いや、あいつにはその能力があるんだよ」って。青学(青山学院大学陸上競技部)の原(晋)監督もそうですよね。

だから、とんねるずとかも、あの「いじり」みたいなものはさておき、気質的には指導者に向いているのかもしれないですね。

〔PHOTO〕gettyimages
 

ラリー:たしかにとんねるずって、視聴者のイメージがどうなのかはわからないですけど、現場で会ったことのある後輩芸人は、本当に格好いいし優しいって言いますね。石橋(貴明)さんは、収録が終わるとスタジオを出たところで待っていて、共演した若手芸人の1人1人に握手して「今日はありがとうね」って言ったりするらしいんですよ。

ご本人からはあまりそういうことを言わないですけど、やっぱり若手の兄貴分的なところはあるんですよね。あと、内村(光良)さんとかウッチャンナンチャンの番組も、若手芸人が本当にやりやすいって言うんですけど、それもお二人がいい雰囲気を作ってくれるからなんでしょうね。

原田:(TKOの)木本さんは、とにかくさまぁ〜ずさんがすごいって言っていました。木本さんは「松竹の風紀委員」って言われていて、後輩たちを飲みに連れて行ってお説教する、みたいなことを繰り返していたんだけど、さまぁ〜ずさんと出会ってから、そんなのを取っ払って楽しんでいるおじさんたちっていいな、自分もそうなりたいな、って思うようになって価値観がガラッと変わったって話していました。

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