2021.05.29

「局アナ、アイドルを抱いたテレビマン」などが次々告白…リアルすぎる「YouTube番組」がいま熱狂的人気のワケ

落合 龍平 プロフィール

「Twitterやすでに出演した方からの紹介が多いですね。Twitterのプロフィールを見て面白いかどうか判断しています。サムネイルに使える『強いワード』が入っていれば、再生回数が伸びるかどうかもなんとなくイメージできます。

インタビュー中に出演者の方が『強いワード』を提案してくることもあります。逆に、お話がすごく面白くても、そういう『強いワード』が抽出しづらかった時は、再生回数も期待したほど伸びなかったりもします」(三谷氏)

敏腕ディレクターがYouTubeへ転身したワケ

そもそも、三谷氏はなぜYouTubeを始めたのだろうか。

「自分は派遣社員からフリーのディレクターになったので、安定志向みたいなものがもともと薄かったのかも知れません。それ以上に、今のテレビ業界では、自分のやりたい番組をそう簡単には実現できそうにないことが見えていました。

企画書が通るかどうかって、誰にどういう風に話をもっていくかで決まったりするじゃないですか(笑)。

しがらみの多い業界ゆえ、『怒られない程度に、内野安打を量産して適当に手を抜く』という処世術も求められます。業界への敬意と愛着はあります。ですが、そういう仕事を一生続けていくことに違和感があったのも事実です。

最低限暮らしていくお金は確保しながら、好きなものを好きなように作っていく人生のほうが魅力的だと思いました」

キングコングの西野亮廣氏のスタッフ、田村有樹子氏の赤裸々告白(「街録ch」より)
 

東野幸治氏の番組で担当した一般の方への街頭インタビューコーナーが楽しかったので、「街録ch」のような動画をずっと作りたいと思っていた、と三谷氏は語る。ただ、地上波テレビでは様々な点で制約が多いのだという。三谷氏が続ける。

「例えば生活保護を受けている方を取り上げると、支給されたお金でパチンコに行ったとか、その方が『ルール』を守っていなかったことが過去の話だったとしても問題になったりします。だから扱いには慎重にならざるを得ない。

スポンサーからのクレームといった、具体的なトラブルが発生していなくても、局側でセルフジャッジしてしまうこともあります。正直、『それ、何が問題なの?』と言いたくなるような理不尽な対応も少なくありません。

だからテレビだとどうしても『面白いのに使えない』コメントが出てきます。でもYouTubeではそうしたコメントを切らなくていい」

SPONSORED