2021.06.01
# 日本経済

「ステルス値上げ」のウラで、いよいよ日本経済に「巨大インフレ」が襲ってくる…!

大原 浩 プロフィール

ESGがインフレを加速する

随分長い間食糧は十分に供給され価格が低迷してきたが、その流れが大きく変わってきている。日本農業新聞の記事にあるように、各国の食糧輸出制限措置が目立つ。

また、中国共産党発表は信頼性の無いファンタジーだが、「食べ残しをやめよう」という運動は、食料事情が切迫していることを想像させる。

日本でも、食料品のインフレは「同じ値段で容量を減らすステルス値上げ」という形ですでに起こっており、サイズダウンに限界が来た商品は実際の値上げを始めている。

さらに、エネルギーの供給にも不安がある。特に問題を悪化させているのが「(人類が排出する二酸化炭素による)地球温暖化」という科学的根拠の無いプロパガンダである。

IEAが化石燃料採掘の新規投資停止を提言したが、そのような馬鹿げたことをすれば、手の付けられないインフレになる。石油・石炭・天然ガスは、エネルギーだけではなくプラスチックを始めとする化学製品などの原料として現代文明に不可欠なことは昨年5月6日公開の「原油先物マイナスでも『世界は化石燃料で回っている』と言えるワケ」で述べた。

 

「地球温暖化論」のごり押しがどのような恐ろしいことを起こすのかは、朝香豊氏の人間経済科学研究所寄稿記事「ESG投資がスタグフレーションを招く」を参照いただきたい。

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