もっとイノベーション起こさない?
ある日の土曜日、コウキは朝9時から同僚を家に読んで「自宅会議」。
「じゃあまずこの件のアジェンダ(議題)から確認しようか」
「過去のベストプラクティス(成功事例)踏襲でどう?」
「もっとイノベーション(革命)起こさない?」
「でもこの施策ROI(投資対効果)悪くない?」
「アグリー」「スキーム」「エビデンス」といった成長教信者の横文字だらけの会話を背にして、ツカサは「ウザさ100%」とイライラしつつ歓待する。
ビジネスで使われる思わずイラッとするカタカナ語、思い当たる人もいるのではないだろうか。知識アピールや相手にマウントを取る場合にも多用されるが、傍から見れば「日本語で言ったほうが伝わるんじゃ…」と思わなくもない。会社ならまだしも、家でも使われれば、たまったもんじゃないだろう。
仕事にやりがいを感じるのは、とても大切なことだ。しかし、バランスがあまりに偏ってオンとオフの区別がつかなくなってきたら要注意。無理をしていないか、周りがひいていないか、ときに客観視する余裕を持ちたいものだ――。
▼続きが気になる方はコチラ!