授業をフルバックアップ
マイクがオンになっていて思いっきりテレビの音が入っている子もいれば、ソファに寝そべりながら参加し先生に注意されている子、先生の話している途中手を挙げて指名されたら「昨日はママの誕生日だったの」と不規則に発言しだす子。微笑ましい光景だなと思いながら、普段このわちゃわちゃを学校で統率している先生や、いま子供たちの横で在宅ワークをしている保護者の方々に頭が下がる思いがした(フェーズ2で在宅ワークがデフォルトになったのだ)。

全体のモーニングミーティングが終わると、あとは個別のタイムスケジュールになる。大体1日2〜3コマほどオンライン授業を受けるスケジュールになっており、授業は少人数のグループに分かれて行う。
長女はまだ英語力が初心者レベルのため、専門的な教科はとりあえず理解できなくてもいいから顔を出すことと、この期間はEAL(英語補習の授業)を集中的に頑張ろう、ということを約束をした。英語が全然わからなかったとしても長女は一授業1回は何かを発言したいようで、でも間違えたくもないので、私に確認しながら「手を挙げる」ボタンを何度か押していた。
だから私もしっかり授業に耳を傾けなくてはいけない。ほぼフルバックアップの状態。なかなかハード。しかし、一生懸命手を挙げても指名されない時もあり、そんなときはすごくヘソを曲げてしまい、なだめるのに苦労した。
長女と二人でEALの授業の課題に取り組むのはとても楽しい時間だった。たとえばある週は「My Favorite Animal」という課題だった。「My Favorite Animal is_____.」と空欄を埋めていき、それをノートに清書し、最後の金曜日の授業でみんなの前で発表する。