コロナ治ってすぐ運動はNG? スポーツドクターが教える…意外と知らない「復帰の正しい手順」

コロナ禍でのスポーツ活動は…

COVID-19は未だに世界中で猛威を振るっていますが、国によってはワクチン接種も進み、プロスポーツも再開してきました。各国、競技ごとにコロナウイルスへの対応方法を定めて試合が行われています。

現在開催されているサッカー欧州選手権の座席・着席位置が決められている/photo by gettyimages

昨年はどのように対応すべきか不透明だったことや、ワクチンが実用化されていなかったこともあり、試合数を大幅に減少して行っていたことと比べると大きな変化だと思います。

日本でもプロ野球やJリーグのチームなどでコロナウイルス対応策が定められています。手指消毒や会場での感染対策はもちろんのこと、定期的なPCR検査も行われています。また実際に陽性者が出た場合には、試合を延期するなどの対応が行われています。チームスポーツですと複数の感染者が出る場合もありますが、プロスポーツ選手は比較的年齢が若いこともあり、重症化せずに一定期間の隔離の末に復帰している場合が多いです。

隔離期間だとしても2週間ずっと自宅にいて何もしていなければ体力も低下してしまうため、自宅で出来るトレーニングなどを経て復帰しています。ワクチンの普及により状況は変わるかもしれませんが、各団体、各チームでルールを決めて出来る限りのことを行っている状況です。

しかしコロナウイルスは重症化などが問題となっているように、一般的な風邪などとは異なり、無症状や発熱のみで自宅などで待機となった場合にも身体に様々な影響を及ぼすことが分かってきています。

 

もし感染したらスポーツ復帰には要注意

実際に新型コロナウイルスに感染した場合、スポーツ復帰には注意が必要です。2週間の待機期間中に運動をしなかったことによる体力低下などももちろんありますが、かかった後の循環器系(心臓や血管など)や呼吸器系(肺など)への影響が指摘されています。

「無症状であれば大丈夫」と考えている人もいますが、無症状でも循環器系に異常が生じることがあるため、スポーツ復帰については慎重に行う方が良いと考えられています。

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