仕事を続けることに
理由がないといけないわけじゃない

ところで、最初の動機は不純だが、そこからやりがいを見つけていく川合のような仕事への向き合い方を、永野さんはどう感じているのだろう?

「『この仕事つまんない』と思いながら、仕事を続けるのも全然ありだと思います。仕事を続けることに理由がないといけないわけじゃない。働いているだけすごいじゃん、って私は思います。仕事をしていれば、周りには苦手な人もいるだろうし、嫌なこともあると思う。でもそこにちゃんと行っている自分を褒めて、認めてあげればいい。自分を『すごい』って思って欲しいです。時々で気持ちって変わるものだと思うけど、お仕事をされている人はみんなすごい。私も、だから『私ってすごい!』と思うようにしてます(笑)」

撮影/山本倫子
 

母がずっと言ってくれたこと

撮影のときも、くるくると表情やポーズを変え、「可愛すぎる!」とフォトグラファーを悶絶させていた。インタビューでも、自分の弱さや強さを把握し、人に何かしらのいい影響を与えられるような発言を心がけていることがわかる。それが決して優等生的ではないところも魅力だ。透明感で溢れているのに、その姿勢は受け身ではなく、ちゃんと自分の中にある核を掴んでいる。人間の感情が常に揺れ動いていることも受け止める。つまり、自由な魂の持ち主なのだろう。

「仕事をする上でとくに大事にしていることは、えっと……、会話です。見た目の第一印象と話してみた後の印象って、だいぶ変わりますよね? 第一印象が怖そうだと、距離を置きがちだけど、話してみると色んな発見があったりして。だから人って面白い。以前は、人に興味持ちたくないと思っていた時期もありますけど、人のことを救うのも傷つけるのも人だから。人のことは好きでいたいなと思います」

どんなややこしい質問に答えるときも、ふわふわと楽しそうに見えたので、「楽しむことは心がけていますか?」と聞くと、「『何事も楽しまないとソンだよ』と、ずっと母に言われて育ちました」と言ってニッコリと笑った。

やりたくないと思ったこともやってみたら、楽しいと思うこともある。だから、一回は何でも楽しむつもりでやってみなさいって。その母の教えが、ずっと心の真ん中にあります」

(c)NTV
ハコヅメ~たたかう!交番女子~
「警察官にさえなれば一生安泰」そんな安易な考えから警察官になった新人川合麻依(永野芽郁)は、通称“ハコヅメ”こと交番勤務に配属されて二週間。心身共にキツい警察の仕事に限界を感じ、早々に交番所長の伊賀崎秀一(ムロツヨシ)に辞職願を出すタイミングを狙っていた。そんな矢先、川合は“問題”を起こして交番に飛ばされてきたという刑事課の元エース・藤聖子(戸田恵梨香)とペアを組むよう言い渡され、辞職願を出し損ねてしまう。飛ばされた理由が“パワハラ”と聞きビビる川合をよそに、藤はパトロール中に早速その能力を発揮!ある“気づき”から、不審な男(モロ師岡)を鮮やかに捕まえて……!?“交番”を舞台に、藤と川合、最強女性警察官ペアが誕生!!未だかつてない、“お巡りさん”の日常を描く交番エンターテインメントが幕を開ける!(2021年7月7日スタート 水曜夜10時~)

スタイリスト/鴇田晋哉 ヘアメイク/石田絵里子
 
トップス 78,100円、トラウザーズ 78,100円、リング 25,300円 マルニ(マルニ ジャパン クライアントサービス) ※価格は税込み表示です。

<問い合わせ先>
マルニ ジャパン クライアントサービス
0120-420-502