2021.06.21
# エンタメ
テレビ界で大異変…!第7世代とYouTuberの「ギャラ高騰」のウラ事情
中堅タレントはテレ東、ベテランはBSへ評価基準は「個人視聴率」へ
松本人志さんが、世帯視聴率を基準に書かれた一部の記事に対して疑義を表明したことが話題になっているが、実はいまテレビの評価基準が世帯視聴率から個人視聴率に変わったことにより、テレビ界に大きな激震が起きているのをご存知だろうか。
それは、「タレントのパワーバランスの変化」と「ギャラ相場の大きな変動」だ。ざっくりいうとその変化は、「若いタレントのギャラ急上昇と中堅・ベテランタレントのギャラ低下」とまとめることができる。
個人視聴率を基準とし、各局がターゲットとする若い世代に視聴される番組の価値が急上昇するのに伴って、芸能人のパワーバランスにいま下克上が起きているのだ。
一体いまどんな激動が起きているのか? その現状を関係者たちに急遽取材した。

まず語ってくれたのは、番組制作会社のプロデューサーAさん。世帯視聴率から個人視聴率への変更に伴い「第7世代などの若手お笑い世代と若手タレントのキャスティングが、極端に難しくなってきている」という。
「とにかく彼らはいまスケジュールがいっぱいで、なかなかブッキングしにくくなっています。それに伴ってギャラも結構上がっていて、びっくりするような額を言われることが増えてきています。費用対効果を考えると、キャスティングすることに『うーん』と首を傾げざるを得ないこともあります」(Aさん)