2021.06.22
# 企業・経営

ビールが「人気低迷」から一転、ここへきて「大復活」の兆しを見せていた…!

「ビール離れ」と言われてきたが…

前年から売り上げが20%増

“ビール離れ”という言葉が叫ばれて久しい。

実際、国税庁が毎年発表する「酒のしおり」によれば、ビールの消費数量は平成6(1994)年度をピークに減少し続け、この30年で3分の1近くまで落ち込んでいる。

アルコール全般の消費量も減っている。成人一人当たりの酒類消費数量においても、平成4(1992)年度の101.8リットルをピークに減少。平成30(2008)年度は、成人一人当たり79.3リットルだった。

そのうちビールは22.9リットルという数字が明らかになっている。地域によって消費量の差異こそあるが、平均すると1年間で500ミリリットルの缶ビールを45本程度しか飲まない――、数字の上では確実にビールを愛飲する人は減っている。

 

だが、「ビールに復調の兆しがあります」と自信をのぞかせるのは、サッポロビール広報部マネージャーの南雲康宏さんだ。

「営業時間短縮や休業の要請によって、主に飲食店向けに出荷している樽やビンといった業務用商品は厳しい状況にあることは間違いないのですが、缶ビールは前年を越える売り上げです。いわゆる「新ジャンル」や発泡酒を含まない缶ビールに関しては、今年1月から4月の前年比が約20%ほど伸びています」

中でも「サッポロ生ビール黒ラベル」缶は、6年連続で売り上げを伸長する人気商品に躍進しているというから驚きだ。なぜ、ここにきて缶ビールが、復活の狼煙を上げ始めているのだろうか?

黒ラベル

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