2021.06.26
# 日本株

日本株で3億円増やした元会社員Vtuberが『四季報』から選んだ147銘柄を一挙公開

はっしゃん プロフィール

四季報速読の「ある副産物」

『普通の会社員でも10万円から始められる! はっしゃん式 成長株集中投資で3億円』より抜粋
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四季報速読には、ある副産物があります。それは、付箋を貼った企業についてなぜ勢いがあるのかを考えると、社会を読み解く手がかりになるということ。

例えば、先ほどチェックした神戸物産は食品を扱うスーパーです。なぜ、スーパーが伸びているのでしょうか?これは、2020年のコロナショックによる外出自粛が一因と考えられます。

外食を避け、家で自炊をする人が増えたことで、安くさまざまな食材を揃えられるスーパーが賑わうようになりました。神戸物産もその流れで業績を伸ばし、最高値を更新したのでしょう。

外食から家での食事へ、という社会全体の「食」のトレンドが表れていますね。ここで一段深掘りすると、もう一つ得られるものがあります。なぜスーパー業界でとくに
神戸物産が大きく伸びているのか、考えてみてください。

神戸物産の強みと言えば、冷凍タピオカに代表される冷凍食品。足の早い生鮮食品を扱わないぶん、管理コストを安く済ませていると思われます。また、利益率の高いプライベートブランドを多く持っていることも価格競争力を強めています。

同業と比較し、特徴的なビジネスモデルが何かを考える。こうして知識を増やすことで、違う企業についても「生鮮食品がメインだから、コストはかさんでいそうだ」「プライベートブランドがあるから価格競争力がありそう」といった視点で分析できるようになります。投資先の業界全体について理解が深まるわけです。

業界の状況や企業の特徴は四季報にも記述がありますし、ネットでより詳しく調べてみるのもいいでしょう。こうした分析を四季報が出るたびに行っていくと、社会や業界のトレンドを定点観測することになります。少し手間はかかりますが、この地道な作業の積み重ねが成長株を見極めるスキルの向上につながるはずです。

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