新型コロナ「武漢流出疑惑」再び…とうとうアメリカで「徹底追及」が始まった!

新たな「米中対立」の幕開けになる…

米感染症研究所のトップが炎上中

新型コロナウイルスの起源をめぐって、米国立アレルギー・感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長が「炎上」状態になっている。同氏は、武漢ウイルス研究所からウイルスが流出した可能性を承知しながら「意図的に隠蔽した」疑惑が高まっているのだ。

NIAIDのアンソニー・ファウチ所長[Photo by gettyimages]
 

ファウチ氏といえば、ドナルド・トランプ前政権時代から新型コロナ対策の最前線で活躍していたので、ご存知の読者も多いだろう。ときには、トランプ氏と言い争う場面もあったが、それゆえにからか、ジョー・バイデン政権でも現職のポストを維持している。

ファウチ氏は新型コロナの起源について、昨年から一貫して「武漢ウイルス研究所からの流出説」に否定的だった。それどころか、起源の真実を解明するには中国の協力が不可欠であり、そのために「あまり中国を追い詰めるべきではない」とさえ唱えてきた(https://www.foxnews.com/media/fauci-china-coronavirus-investigation)。

ところが、同氏のメールが6月初めに暴露されると、状況が一変する。

バズフィードやワシントン・ポスト、CNNなどが米国の情報自由法を使って、3200通ものメールを入手し、一斉に報じた(たとえば、https://www.buzzfeednews.com/article/nataliebettendorf/fauci-emails-covid-responsehttps://www.washingtonpost.com/politics/interactive/2021/tony-fauci-emails/)。

それによれば、ファウチ氏は昨年の早い段階で、複数の専門家たちから「ウイルス人工説」や「研究所流出説」を示唆されていたにもかかわらず、積極的に調査する意向を示さなかった(https://www.bbc.com/news/world-us-canada-57336280)。たとえば、免疫学者のクリスチャン・アンダーセン氏は2020年1月、ファウチ氏へのメールで「コロナが人為的に作られたと思われる奇妙な部分がある」と指摘していた(https://www.nytimes.com/2021/06/14/science/covid-lab-leak-fauci-kristian-andersen.html)。

 
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