いつもはさほど気にならないことも、ジメジメする今の時期だからこそ気になってしまことも多い。その中でも気になる度No.1はずばり「トイレのニオイ」。トイレに入った瞬間に感じる悪臭、身に覚えがないだろうか? どうすれば臭くなくなるのか、プロのテクニックを見てみよう。 文/本間綾
家事代行サービスのパイオニア
「ベアーズ」流のトイレ掃除
今や取り入れる家庭も多くなっている家事代行サービス。その第一人者として、業界トップに君臨し続けるベアーズの取締役副社長であり、家事研究家でもある高橋ゆきさんに話を聞いた。高橋さんは家事のスペシャリストとしてテレビや新聞、雑誌などで活躍。世界初となる家事大学を設立し、学長を務めている。また、話題のドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」等、家事を題材にしたドラマで家事監修も担当する凄腕の家事のプロフェッショナル。高橋さんにトイレ掃除のポイントを聞いた。
「トイレで一番気になる悪臭を生み出すのは尿に含まれる成分が変化してできた尿石。便座だけでなく、壁や床など、思った以上に飛び跳ねていて、それが固まるとなかなか取れなくなり、悪臭を放つようになります。なので、トイレを使ったらなるべく早い段階で尿の飛び跳ねを拭き取るのがポイント!」
毎日3分・2ステップで嫌なニオイをカット!

1.便座周りをウェットシートで拭く
汚れが軽いところから順に拭くのがポイントなので、座面→座面裏→便座ふちの順で使い捨てウェットシートを使って拭きます。トイレットペーパーに消毒用エタノールをスプレーしたものでもOK。
2.シートを替えて床と便座下部を拭く
シートを別の物に変えて、床→便座の下部の順に拭きます。壁にも尿が飛び散っているので、時間があれば壁の下の方だけでも拭いておくといいでしょう。
「ポイントは飛び散った尿が固まる前に拭くということ。トイレを使用するたびにトイレットペーパーで便座裏をサッと拭いておくだけでも効果テキメンです。放置しないよう、ちょくちょく拭くように心がけて!」