あっせん団体によってプロセスやかかる時間は異なるだろうが、私たちの場合の流れは以下だった。

1.個別説明会

2.申込書類の提出

3.家庭訪問

4.官公署への照会

5.養親研修

6.待機

7.委託の連絡を受ける

平成28年に制定された「民間あっせん機関による養子縁組のあっせんに係る児童の保護等に関する法律」の中で、禁錮刑以上の刑、児童買春、児童ポルノ、児童虐待等の履歴がある者は養親になることができないと定められている。この確認のため、民間の特別養子縁組のあっせん団体は、養親希望者の同意を取った上でこの履歴照会を行うことができるというのが、4.の官公署への照会にあたる。

研修は、私たちの場合は2組の養親希望夫婦合同での受講となり、3ヶ月で6回の研修だったのでかなりハイペースに進んだ。ゴールの見えないマラソンコースをだらだら走っていた、というか歩いていたところから、いきなり高速ランニングマシーンに乗せられたような気分だった。

6回の研修の内容は、座学の他に、人形を使った実習(沐浴、おむつ替え、ミルク)、更に乳児院実習と保育園実習が行われた。沐浴とおむつ替えやミルクづくりなどは通常は出産前後に産院で行われるものだと思うが、養子を迎える場合はそういった実習を受ける機会がないため、研修の中に組み込まれている。これらの実習と一部の座学を助産師の方が担当をしてくださった。