水が抜かれて初めて誰が裸で泳いでいるか分かる
結局、「デフレの終わり、インフレの始まり」は、これまで既得権を死守していた人々には厳しい時代の訪れを告げるサインとなるであろう。
まず、6月7日公開の「さらば『デフレ経済』…これから『伸びる日本企業』『消える日本企業』を全公開!」で述べたように、「成長企業」の定義ががらりと変わり、これまで有望視されていた企業の多くが脱落。そして、新たなタイプの企業が続々と登場する。
重要な点は、「目先重視のデフレ型経営は、裸で泳いで身軽になること」であったがそれが逆転するということと、「長期的信頼を得ていない企業は、顧客からも取引先からも見放される」という2つの点だ。
また、デフレの恩恵を一身に受けていた既得権益層が打撃を受ける。代表的なものが官僚・役人である。彼らは国民がどれほどデフレで苦しんでも、「定額の給与」を確実にもらえる。
また、最近その実態が暴かれつつある医師も、5月19日公開の「『算術優先』の『プロ』が社会、行政、企業、医療制度を破壊する」で述べたように、国民の血と汗で支えられている「国民健康保険」から自動的に支払いが行われるという巨大権益を持っており、デフレの恩恵を受けてきた。